2019年5月6日(祝月)、等々力第1サッカー場にて指導者研修会が開催され、約90名の指導者が参加してくれました。テーマは「育成年代のフィジカルトレーニング」について。川崎フロンターレ育成部の藤本氏を講師に招き2時間にわたり、概論とメニューの体感を通して育成年代のフィジカルトレーニングの重要性やトレーニングを行うときのポイント、働きかけ方などを学びました。受講していただいた指導者の方からは、普段のトレーニングでの疑問やトレーニングの中で感じた疑問など多くの質問なども飛び交い、とても充実した時間になったかと思います。今後もこのような形で、研修会の場を設けていきますので、ぜひご参加いただければと思います。

参加者の声

 フィジカルをテーマに、日本の小学生年代ではなかなか普及しづらいトレーニングかと思いますが、その重要性を感じることができた時間でした。特に、発育発達段階における、運動系は即座の習得の時期になり、その中でも神経系のトレーニングが最も必要だとわかりました。もっと研修会で伝えてほしかったことは、なぜ神経系のトレーニングが必要かをよりインパクト強く伝えていただきたかったという事です。例えば、「神経系の発達が1番伸びる時期にやらないともったいない」「神経系のトレーニングで動きやすい身体づくりをすることが、様々なプレーをこなす全体的な基盤となる」「一輪車が乗れない子どもが大人になった時に乗ろうと思っても苦労する。子どものうちに乗ろうとすれば大人の苦労より半分くらいですむ。だから今のうちに!」など、少しずれた表現かもしれませんが、より神経系のトレーニングの必要性を伝えていただけたら、トレーニングの時間が短い中でも組み入れようとする指導者が増えるのかなと思いました。私自身、とても興味をもって体験させていただき、また新たな学びができました。 自チームでも活動を取り入れて、サッカー選手の枠に限らず、スポーツ選手としての動きやすい身体づくりを目指していこうと思います。 本日はありがとうございました。

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