特定非営利活動法人 川崎市サッカー協会 理事長
八巻 哲男
新年明けましておめでとうございます。
本年はワールドカップイヤー、ロシアで6月15日より開催されます。日本サッカーにとって世界の強豪国の仲間入りを果たすべく、日本協会としてはベスト8を目標に掲げ、『ハリルジャパン』に大きな期待をかけております。
登録チーム関係者をはじめ多くの皆様におかれましても、年頭に当たり、様々な新たなる目標、抱負を胸にスタートされたことと存じます。
平素より各委員会の活動をはじめ、当協会の事業に多大なるご理解ご協力を賜り、役員一同誠に感謝申し上げます。
昨年は、台風により主な活動基点である河川敷グランドが大きな被害を受け、大会等の日程に支障が出ました。第1種社会人委員会では大会が年度内に終了できない状況も出ておりますが、社会人委員会、少年委員会の多くの皆様には、その際、影響を少しでも少なくするため、人海戦術によるグランド整備に汗を流して頂き、深く感謝申し上げるところです。
また、川崎市民にとって、念願の『川崎フロンターレ』J1リーグ初制覇は、当協会にとって、微力ながらスタッフの一員として、16年間支援協力させて頂く中で、いろいろな場面で、選手、スタッフ全員が陰ながら苦労し、努力する姿を目の当たりにして参りました。その関係もあり、大変嬉しく、ヤマハスタジアム(磐田)の結果が出たあの瞬間は、チームと共につい感動の涙を流してしまいました。2017年12月2日が川崎のサッカーの歴史の1ページを記したのみならず、川崎のサッカーが日本の中心として動いているという実感と、そのようなチームにご協力を賜りながら、強化や普及の活動を行うことができる幸せを強く感じているところでございます。
『川崎フロンターレ』本当に優勝おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。是非、連覇を目標に、2018シーズン魅力ある川崎のサッカーを見せてください。
当協会としても本年の大きな目標としては『認定NPO法人格』の取得を実現させることです。行政のご指導と会員(登録チーム)の皆様のご理解を頂きながら認定に向けての実績を3年間積んで参りました。経理面でも充実を図り、やっと申請にたどり着く予定です。秋頃迄には結果が出ると思います。認定を受けた際には、あらためてご報告させて頂きます。
また、取り組むべき課題として、ハード面、大会や活動を行うグランド、場所の問題が挙げられます。大会や事業ができるグランドは富士通川崎スタジアムを除き、行政の管轄するものばかりです。行政と連絡を密にしながら、より効率的な調整を図って参りたいと思います。
問題、課題は多々ありますが、1972年任意団体としての創設より46年、NPO法人として9年目に入ります。長年続けて参りました、川崎のサッカーの窓口として、またサッカー振興の一番槍として、積み重ねたノウハウを駆使し、市民スポーツとしてのサッカーが益々盛り上がるよう、一つ一つ向き合い、努力して参る所存です。
最後に、会員の皆様をはじめ、ご理解ご協力を賜ります全ての方々のご健勝とご活躍を祈念するとともに、なお一層のお力添えをお願いして、新年のご挨拶とさせて頂きます。