初日の予選リーグ2試合を1勝1敗で終え臨んだ予選リーグ最終戦。対戦相手となったのはハノイFC。ハノイFCも予選リーグ2試合を1勝1敗で終えており、得失点差で川崎市選抜を上回っていたため、上位トーナメント進出には“勝利”が絶対条件でした。しかし、50分を通してチャンスを多く作るも、相手GKのファインセーブ、ゴールポストに嫌われるなど得点を奪えずスコアレスドローで予選リーグを3位で終えました。予選リーグで3位となったことで下位トーナメントへの進出が確定し、何とかこのトーナメントで1位を目指した。しかし迎えた1試合目のホーチミン・リヨンFC戦では前半に連係ミスから失点し流れが相手に傾き、後半に右サイドから相手の突破を許し2失点目。平山のゴールで巻き返しを図るもタイムアップ、7位8位決定戦へ進むこととなった。

予選リーグ第3戦vsハノイFC

試合結果

0(0-0/0-0)0

Starting Lineups

【GK】中林

【DF】村井、横田、藤平、小野寺

【MF】豊田、宮﨑、神田、矢口、佐野

【FW】三浦

交代

佐野→駒田(HT)神田→鈴木(HT)豊田→田中(HT)

得点者

なし

選手振り返り

矢口颯人(FC川崎チャンプジュニアユース)
 この試合は上位グループを争う大事な試合だったのでとても気合が入りました。最初は相手がすごくボールを蹴ってきて苦しい時間が多かったですが、チャンスもありました。個人的に「入った」と思ったシュートも取ってくるキーパーでした。後半も守備はしっかりできていました。しかしチャンスを決められず、0対0の引き分けで終わりました。この試合からはチャンスを決めきるというところが課題でした。

小野寺怜音(FC川崎チャンプジュニアユース)
 この試合を勝たないと決勝トーナメントに出られないという試合なのに1点も取れずに引き分けで終わってしまった。勝ちにこだわることができていなかったから1点を取ることができなかったと思う。そういうところが自分たちの甘さだと思った。

村井亮太朗(NPOエンジョイSC U-15)
 予選リーグ3試合目は勝たないと上位トーナメントに進むことができないという状況での戦いとなりました。相手はベトナムのチームで、ベトナムのチームがもしかしたら上位トーナメントに1チームも出られないかもしれないということもあり、ジャッジが相手に偏っていたり、相手の時間の使い方が巧かったりと苦しい試合となった。チャンスなどを決めきることが結果は0対0で上位トーナメントに進むことができなかった。

糸日谷翼(和光ユナイテッド川崎FC)
 ここを勝たないといけないし、決勝戦にも進めなくなってしまうのに、みんなW-upから気持ちが入っていなかった。緩みがありコーチに怒られてから本気でやり始めたこともあり、時すでに遅く試合で勝ち切ることができなかった。

順位決定戦vsホーチミン・リヨンFC

試合結果

1(0-1/1-1)2

Starting Lineups

【GK】中林

【DF】神田、太田、糸日谷、村井

【MF】田中、鬼木、堀越、達本、佐野

【FW】三浦

交代

佐野→駒田(20分)、三浦→平山(32分)、達本→宮﨑(33分)、堀越→矢口(37分)神田→横谷(43分)

◆得点者

平山

選手振り返り

太田哲史(NPOエンジョイSC U-15)
 下位トーナメント1回戦。負ければ最下位決定戦になる試合だった。立ち上がりに自分とGKとの連係ミスで失点をしてしまい悪い流れになってしまった。後半何とか巻き返したが時間が足りず負けてしまった。立ち上がりから気持ちが入るようなアップをもっとやらなければならなかった。

田中脩斗(FC川崎チャンプジュニアユース)
 裏への抜け出しの回数を増やせ、相手のプレッシャーが速くワンタッチプレーの選択ができた。また守備の場面では声をかけてチャレンジ&カバーでボールを奪う場面を作れた。

糸日谷翼(和光ユナイテッド川崎FC)
 前の試合の反省をしてしっかり準備をしないといけないのに、みんな前と同じことをしてから始まり、試合になると足が動かずミスを重ねて失点してしまい、決定的なチャンスを決めきれず残念な負け方をしてしまった。

佐野秀斗(NPOエンジョイSC U-15)
 この試合では簡単なミスから失点し慌ててしまった。試合の時は冷静に考えてプレーすることの大切さを知った。

矢口颯人(FC川崎チャンプジュニアユース)
 下位グループになってしまったので、せめてその中でも1位にならないといけないところでした。前半に自分たちのミスから失点してから気が緩んでしまって2点目を取られてしまった。その後1点を取り返したが、追いつけずに1-2で試合が終了してしまった。個の試合の反省点は基本的なことですが、私生活の部分を直さなければいけないなと思った。

達本幸正(FC川崎チャンプジュニアユース)
 個人的にワンタッチプレーの回数、相手を剥がす回数を増やすことができた。もったいない形で点数を取られてしまった。相手を意識してボールを受けることができなかった。細かいパスミスが多かった。

一日の振り返り

糸日谷翼(和光ユナイテッド川崎FC)

今日は全員が怠けていたし甘えていたので明日の試合では絶対に勝てるように気持ちを入れていきたいです。もっと積極的にプレーしていこうと思った。

伊藤雅治(NPOエンジョイSC U-15)

審判がベトナムのチームよりになってしまっていたが、そのような中でも勝ちきることが大切だと感じた。

達本幸正(FC川崎チャンプジュニアユース)

どちらも勝ちきれなかった。心の整え方が良くなかった。明日に切り替えていきたい。

横田元(和光ユナイテッド川崎FC)

最初の試合は同点か負けで下位トーナメントが決まる状況の中で、相手は時間稼ぎをしてきて少し自分でも思うことがあったけど、そういう作戦もされることを想定してプレーをしていくことの重要性も感じた。