大会最終結果
順位 |
チーム名 |
優勝 |
東急SレイエスFC |
準優勝 |
川崎フロンターレ |
第3位 |
北海道コンサドーレ札幌 |
第4位 |
ハノイFC |
第5位 |
ベカメクス・ビンズンFC |
第6位 |
ホーチミン・リヨンFC |
第7位 |
川崎市選抜 |
第8位 |
ビンフックFC |
各種表彰
賞名 |
選手名 |
得点王 |
岡崎 寅太郎(川崎フロンターレ) 平山 零音(川崎市選抜) |
MVP |
レトゥアンミン(ベカメクス・ビンズンFC) |
ベストGK賞 |
渡辺 勇樹(東急Sレイエス) |
スタッフ総評
平田優(神奈川県立生田東高校サッカー部・監督)
今回の遠征を通して、試合では、「トップへの縦パス(攻撃の優先順位)」や「縦パスが入ったときの関わり」など攻撃面においては、月1,2 回の活動の中で継続的に取り組んできたことが発揮され、ゴールに繋がる場面が多くみられました。特に、前線の選手は、関わりをもってプレーすることに手ごたえを感じているようでした。一方で、容易に縦パスを入れられることやボールを奪いきれないことなど守備面での課題が多くみられた。今回の遠征では、対戦チームより身体的・技術的に劣っている選手が多く、長い時間ボールを保持されていた。それでも、ボールを奪って攻撃に転じるために、「どこに立つのか」「いつ寄せるのか」など守備における理解とアプローチスピードや奪いきる技術も身に付けさせる必要がある。ただし、押し込まれる場面が多かったため、選手も守備の必要性を認識することができたと思います。他にも、普段の練習や試合では無い「激しさ」や「スピード」、「勝利へのこだわり」をこの年代で経験することができたのは、選手にとって非常に良いことであったと感じました。
また、選手同士はレセプションパーティーをきっかけに、コミュニケーションをとるようになり交流を深めていました。他にも、社会科見学やガイドとのコミュニケーションを通し、異国の文化に触れることで、様々なことを感じている様子が見受けられました。
普段のトレセン活動では直接的に指導できない、ピッチ外の部分にも働きかけることができました。特に、食事やマナーなど日常生活に強く働きかけることができる良い機会となりました。選手自身も、ピッチ外での取り組みがピッチ内に繋がってくることを認識できる機会になったことと思います。
最後になりますが、本大会へご招待いただきましたが川崎フロンターレ様、対戦をいただきましたチームの皆様、大会関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。