2011年度 夏季少女サッカースクールの活動
  日時:平成23年8日2日(火)~6日(土)
  場所:川崎市立新作小学校
 今年度も夏季少女サッカースクールを無事に開催できたことに大変感謝いたします。
1日目は涼しい中でサッカースクールがスタートしました。スクール終盤になるにつれて気温も
上昇し暑くなりましたが、選手たちもコーチたちも暑さに負けず、熱意をもって取り組みました。
今年は、なでしこジャパンの女子ワールドカップ優勝の効果もあってか、80名を超えるたくさんの
少女選手に参加頂きました。川崎フロンターレコーチ、委員会スタッフとともに、個々のスキル
アップはもちろんのこと、“より考えてプレーをする”ことにこだわりつつも、楽しいサッカー、
楽しいスクールとなるように進めてまいりました。
<1日目:コミュニケーション&ボールフィーリング>
手や足、体をフルに使ってボールに慣れ親しみ、“難しい技術もまずはチャレンジする!”ことで、
個々のスキルアップをはかりました。ボールキックは、強い(ライナー)キックと弱い(山なり)キック
を使い分けて、いずれも相手に正確にパスすることを実践しました。
また、チームプレーでは、課題やゲームをチーム内で協力しあい、より早く終わらせる(ゴールする)
ために“考える”そして“楽しむ”ことでコミュニケーションをはかることを学びました。
8月2日スクール1日目(1)8月2日スクール1日目(2)8月2日スクール1日目(3)
8月2日スクール1日目(4)8月2日スクール1日目(5)8月2日スクール1日目(6)
<2日目:パス&コントロール>
ボールを蹴る際に足(インサイド)に当てる位置と強さ、次にボールを受けるためにスペースを見つけ
移動するまでの一連の動き、また、ボールを受けた際に、「どこにボールをトラップすれば良いか?」
ボールを受けてからボールを蹴る(パス)までの一連の動き、それぞれを考えながら、1つ先のプレーへ
繋げるコントロールボールを練習しました。昨日と同じく、難しいけど積極的にチャレンジ、判断して
ゲーム等で実践していくことを学びました。
8月3日スクール2日目(1)8月3日スクール2日目(2)8月3日スクール2日目(3)
8月3日スクール2日目(4)8月3日スクール2日目(5)8月3日スクール2日目(6)
<3日目:ドリブル>
ドリブルの際に、できるだけ足元からボールを離さないでドリブルすることを練習しました。あえて
足裏は使わず、インフロントとアウトフロントをうまく使ってボールを運び、いつでもパス、ドリブル、
シュートができるようなコントロールスキルを、いろいろなゲーム形式を取り入れて学びました。
8月4日スクール3日目(1)8月4日スクール3日目(2)8月4日スクール3日目(3)
8月4日スクール3日目(4)8月4日スクール3日目(5)8月4日スクール3日目(6)
<4日目:ドリブル(続き) (GK:基本スキル)>
昨日のドリブル練習の続きで、自分でボールを保持しながら他の人のボールへ当てるようなゲーム
を、1対1で、また2対1で行いました。ボールを当てるタイミングを見計らったり、相手からボール
を当てられないようにうまくターンしたりと、考えながら実践しました。
GK練習は、基本的な構えからローリングダウンまで、基礎をしっかりとこなす練習で、昨年と同様
内容の濃いトレーニングを行いました。
8月5日スクール4日目(1)8月5日スクール4日目(2)8月5日スクール4日目(3)
8月5日スクール4日目(4)8月5日スクール4日目(5)8月5日スクール4日目(6)
<5日目:ゲーム大会>
今まで4日間、一緒にサッカースクールに参加した仲間と多くのゲームを行いました。個人としては、
今までの練習の成果を発揮する場として、またはチームとしてサッカーゲームを行う喜びと楽しさを
分かち合う場として、選手それぞれの持ち味を出してもらいました。各チームにコーチも入り、選手
たちと同じ視点でプレーをすることで、コーチたちもそれぞれのチームとして、今回のスクール全体
として選手たちとともに楽しく、そして勝利に向けての一体感が持てたと思います。
8月6日スクール5日目(1)8月6日スクール5日目(2)8月6日スクール5日目(3)
8月6日スクール5日目(4)8月6日スクール5日目(5)8月6日スクール5日目(6)
 5日間という短い期間でしたが、選手たちにとっては多くのサッカー経験を積んでもらったと思っており
ます。それはサッカースキルはもちろんのこと、多くの仲間たちと同じチームになって、サッカーゲームを
行う楽しさ、1勝を目指すという目標を、選手たち自身で感じ取ってもらえたと思います。5日間のスクール
で教えたサッカースキルは、選手たちにとって少しレベルが高いものもありましたが、初日に周知した、
“難しいけどチャレンジ!”する気持ちで練習を繰り返せばすぐに身に付くものです。もっともっと練習して
コーチたちを驚かせてくれることを期待しています。
 今年も暑い中、参加者および保護者の皆様、川崎フロンターレの関係者の皆様、そしてスタッフの方々には
多くのご協力をいただき、ありがとうございました。心より御礼申し上げます。
8月6日スクール5日目(7)
(委員会)